過去問と対策

JB-POT過去問

覚えている範囲で、自分が受験した第8回の問題をのせておきます
合格通知が届いてから作成したので半分以上は忘れてしまいました
ごめんなさい

1.減衰が大きいのは
2.近距離場と遠距離場の基本問題
3.フレームレートを変えるには
4.PISA法で計算
5.壁運動をみてアナフィラキシー、hypovolemia鑑別
6.MIで責任血管を同定
7.MRの重症度、位置を問う問題(surgical viewをみてどこが病変かなど二問くらいあった)
8.MVR後のスタックしている弁について
9.SAM
10.右心房の解剖(夏の講習会に出てた)
11.大動脈解離
12.Fontan?術後で血管の同定、各位置のSpO2
13.ASDのカテ治療適応について
14.拡張能(E/A比など)(拡張能の問題も多め)
15.心臓腫瘍(画像をみて診断)
16.拘束性と収縮性心内膜炎の鑑別
17.エコーフリースペースがあって疾患の鑑別
18.カテーテル迷入(CVが大動脈に迷入?)

試験の傾向と対策

第8回だけしか受けていませんが、他の年度で受験した先輩方から伺った情報をもとに対策を考えていきたいと思います

試験範囲は、JB−POTホームページに載っています
実際の試験もこの広い範囲から数問ずつ出てきますので広く勉強していくしかありません

出題分野は、超音波の原理10%、定量評価など計算問題5〜10%、解剖10%、収縮機能など10%、弁疾患10〜15%、拡張能10%、心腔内病変5〜10%、大血管疾患5〜10%、先天性心疾患5%、その他5〜10%くらいの割合で、全分野しっかり出ています

超音波の原理や計算問題など、普段の臨床ではあまり使っていない知識も問われるので受験までには勉強していく必要があります(しかも、比較的問題が多いです)

例年出ている問題は似たような内容を訊いていますので簡単な問題を落とさなければ、60%は超えると思われます

文章問題対策

周術期経食道心エコー実践法 第2版を章ごとに読んで、 周術期経食道心エコー図―効率的に学ぶためにで問題を解く」という繰り返しでよいと思います

超音波の基礎の分野は、超音波の基礎と装置 (コンパクト超音波シリーズ (Vol.6))などの他の参考書があったほうがよいでしょう

夏の講習会テキストからは数題出題されるので試験までには目を通しておくべきです

ビデオ問題対策

日常の症例で勉強できる場合にはそこまで難しくないと思います
症例が少ない場合、ほとんど見たことがない場合には、バーチャルTEEや、実践周術期経食道心エコーマニュアル―基本と応用などで基本画像、各疾患のエコー画像を勉強していくしかありません

Conquer the PTE Exam, 1eのDVD問題を解くことができるようにするのをはじめの目標にしましょう

大血管疾患についてはDVDでみる経食道心エコー法アドバンスで補っておいた方がよいかもしれません

inserted by FC2 system